男性の1人旅で泊れる温泉旅館ホテルで旅行する

一人旅で困るのはたまに泊れない宿があること。出来るだけ安く一人旅でも泊れる温泉宿を紹介したりします。その他旅行のことなど。

青森県にある一人旅でも泊れるランプの宿「青荷温泉」 綺麗な星空で流星を見ながら露天風呂 電波も届かないので一人になりたい時にお勧め

こんにちは、アラフォーおじさんです。皆さんは一人になりたい時ってありますか?僕はいつでも一人になりたいので社会人として生きていく自信がありません。

さて皆さんは「ランプの宿」を御存じでしょうか。googleなどで検索すると結構たくさん出てきますが石川県のランプの宿が一番有名なのではないでしょうか。僕もランプの宿と言うのはこちらで知った気がします。

ランプの宿に定義なんてないと思いますが、言わゆるランタンを吊るして館内を照らしている宿がそれを売りにしているような感じです。

今回は僕が唯一泊った「ランプの宿」、青森県にある青荷温泉を御紹介します。

■とにかく行くのが大変

ランプの宿青荷温泉青森県にあるのですが、JRでいうと最寄り駅は弘前駅になります。東北新幹線新青森駅まで延伸されたのですが、弘前駅に行くには乗り換える必要があるので東京から一本と言うわけにはいきません。と言っても以前は盛岡からさらに特急に乗り換えていたと思うので時間的には短縮されていると思いますが。

東京から弘前駅までは新幹線を利用して約4時間。さらに弘南鉄道という弘前駅から黒石駅までを結ぶローカル線に乗り換え30分。さらに黒石駅からバスに乗り虹の湖バス停まで30分。さらに宿のバスに乗って20分程度でようやく到着です。東京から4時間は分かりますが、さらに乗り換えも含めて2時間程度かかるようなイメージです。

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宿のある場所をgoogleマップなどで確認していただけると分かりますが本当に山の中。僕は冬にしか行ったこと無いのですが、周りは本当に雪しかない、そんな秘境感も満載な宿です。

■電波が届かないので暇をつぶす自信が無い人は事前に準備を

そんな山奥にある宿ですが、建物はぼろぼろではなくいい意味で期待を裏切ります。関内も非常に清潔です。まあ、暗くて分からないだけかもしれませんが。

僕はいつも1人で訪れているので部屋は6畳程度の部屋。トイレも風呂も付いていません。テレビもないのであるのは本当にランプと布団くらい。だがこれがいい。

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ちなみに携帯の電波も届きません。そして明かりもランプしかないので暗くなると本も読めません。ランプの明かりは意外と暗いのです。

なので暇をつぶす自信のない方はスマホ電子書籍を入れていくか、電波が無くても遊べるアプリを入れていくと良いでしょう。

ちなみにトイレはウォッシュレットタイプのものもあります。以外にしっかりしているので女性の方も安心なのではないかなと思います。

■温泉にたくさん入ろう

そんな何もすることがない青荷温泉なので必然的に温泉にたくさん入ることになります。

青荷温泉にはお風呂が内風呂、混浴露天風呂、本館外にある総ヒバ造り健六の湯、内湯と滝が見える露天風呂を備えた滝見の湯の4つがあります。冬は寒いので露天はちょっとぬるいのですがなんとか入れます。健六の湯も雪が積もっていると足が冷たいのですが、ヒバの香りがとても気持ちいお風呂です。

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ちなみに僕が以前訪れたときは滝見の湯の露天風呂から夜空を眺めると、一面の星空で流星を何個も見ることができると言う非常に贅沢な体験をすることができました。これも山奥で光が届かず、さらに温泉自体もランプでしか照らされていないので星空がより綺麗に見えるからだと思います。

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とにかく時間がある、というよりもすることが無いのでゆっくりと温泉に入りましょう。

■料理はしょっぱい

当然のことながら宿の周りには何もないので食事は青荷温泉で食べることになります。プランも素泊まりがなく2食付なので宿の食事を楽しみましょう。

基本的に味付けはしょっぱいです。さすが東北と言った感じ。料理はスタンダードな料理ですが、アユかな?炭火で焼いた塩焼きが1本出ます。朝食には甘露煮。ちょっと小腹がすいたら館内に売店もあるのでそちらで饅頭でも買いましょう。

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前に行ったときは本当に暗くて何を食べているかもわからないくらいでした。

■行くのは大変だけど非日常を味わえる

青荷温泉はその雰囲気といい、温泉といい僕が一番好きな宿のひとつです。行くのが大変なのでなかなか訪れることはできませんが。

特に都会に住んでいる人からするとこんな雪深い山奥の温泉に泊ると言うこと自体が非日常を味わえるとても貴重な経験になると思います。

JRのパック旅行でも青荷温泉はいくことができるので、そういった意味だと申込むことは簡単です。ただ弘前までは行くことができてもその後もめんどくさいですが。

そういっためんどくささも含めて電波の届かないランプの宿青荷温泉はお勧めです。僕は夏に行ったこと無いのですが、とにかく雪の青荷温泉は最高なのでお時間ある方はぜひ訪れてみてください!

一人旅も基本的にOK!とにかく都会の喧騒を忘れたいと思ったら行ってみるといいかもしれませんね。電波届かないので仕事のことも忘れられるかも。

青荷温泉

所在地 〒036-0402
青森県黒石市大字沖浦字青荷沢滝ノ上1の7
℡:0172-54-8588 Fax:0172-54-2655
公式サイト: http://www.yo.rim.or.jp/~aoni/