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165cm80kgの40歳のおっさんが高尾縦走ルートで影信山に登ってきた

こんにちは、アラフォーおじさんです。体重が全然減りません。さて、メタボ、高脂血しょう、脂肪肝ともろもろお肉が付いている40歳のおっさんですが、最近無駄にエスカレータなどを使わず、階段で登るように心がけています。

やはり健康であるにこしたことはないのでちょっとでも体力をつけ、体重も落とそうかと思いまして。そんなわけで先日高尾山の稲荷山コースに登ってきてぜーはぜーはー言っていたのですが、今回は高尾山のさらに奥、影信山に登ってきました。

ara40trip.hatenablog.com

影信山は標高727m。高尾山は599mなので100mほど標高が高い山で、高尾山~影信山~陣馬山のいわゆる高尾縦走コースの中間地点にあるのがこの影信山です。本当であればこの縦走コースを制覇したいところですが、体力的にとても無理そうなので今回は影信山から高尾山までのコースを行くことにしました。

今回のルート的にはこんな感じ。

1、高尾駅北口から小仏行きバスに乗り終点小仏で下車

2、影信山登山口まで歩いて登山スタート

3、影信山山頂

4、小仏城山山頂

5、一丁平

6、もみじ台

7、高尾山山頂

8、ケーブルカーで下山→温泉

山渓オンラインなんかで標準的にかかる時間を見てみると小仏バス停から高尾山山頂まで3時間弱。果たしてそんなにうまく行くのか。それと写真はかなり少なめです。写真撮る気力と体力が無かった・・・。

小仏バス停から影信山

まずは高尾駅北口からのバスで小仏バス停へ。高尾駅は南口にもバス停があるので間違えないよう気をつけましょう!僕は間違えました。

高尾駅からは20分程度で到着します。バス停から登山口までは少し登り坂を歩きます。途中、ちょっとした渓流沿いを歩き、紅葉も綺麗だったのでテンションが上がります。

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15分ほど歩くと登山口。軽くアキレス腱などを伸ばして登り始めます。先日登った高尾山の稲荷山コースと比べると結構きつい登りです。稲荷山コースはところどころ平坦なところもあったのですが、影信山は上りばかり。

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そして足元も木の根などで急な段差になっているところを越えなければならないのでかなり体力を消費します。

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ただ、距離としては稲荷山コースに比べると短く感じました。確か稲荷山コースは途中休憩もいれて2時間弱くらいかかったと思いますが、影信山は1時間ちょっとで登ることができました。

影信山は人も少なく、自分のペースで登りやすいのも良かったですね。ただ、ほぼ上りで稲荷山コースにあった休憩所のようなものは無いので、ある程度登って疲れたら何回か休憩を入れて2時間くらい時間をかけて登ってもいいのかもしれません。

影信山の頂上には茶屋が2軒あり、上の茶屋では山菜の天ぷらが300円で販売しています。もみじの天ぷらも入っていて彩りも素晴らしいです。

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影信山の山頂はその茶屋の裏手にあります。下の茶屋には影信山山頂と書かれていますが、もう少し登って山頂の写真を撮っておきましょう。

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影信山から小仏城山へ

影信山から小仏城山までですが、今度は一気に下ります。小仏峠のあたりが548mとのことなので100m以上下る感じです。嫌な予感。そしてこの下りが結構きついです。上りに比べたらもちろん楽な感じもしますが、後々考えるとこの下りで蓄積された疲労が思いのほか大きかったんだと思います。

下って下って明治天皇が休憩された跡を通り過ぎ、少し登ると小仏城山茶屋に到着です。ここは影信山から小仏城山までが一番楽でした。

高尾縦走ルートの茶屋では基本的になめこ汁が売っています。今回はこの小仏城山でなめこ汁を買って、自分で持ってきたおにぎりなんかを食べて休憩しました。

小仏城山を出るといよいよ高尾山の山頂を目指します。標高で言うと小仏城山は670m、高尾さんは599mなのであとは下るだけとてっきり思っていました。

小仏城山から高尾山へ

小仏城山を出ると下りが続きます。一丁平のあたりで少し上り、再び少し下った先に3つに分かれる分岐がありました。どれを選んでもどうやら高尾山に行けるようですが、真ん中の階段の道を選択しました。

ところがこれが最大の難所になろうとは。この真ん中の階段はもみじ台まで繋がっています。高尾山山頂からでもすぐ行けて茶屋もあり、その名の通りもみじがきれいなので足を伸ばしたことがある人もいるのではないでしょうか。

もみじ台はちょっとした山になっていて、先程の分岐から階段を上るとかなりの段数があります。ここまでで体力をほとんど使い切っていたのでこれは予想外でした。途中休みつつなんとかもみじ台へ。もみじ台から高尾山山頂はすぐそこです。

でも稲荷山コースを登った時、最後に立ちはだかった階段がやはりこちらにもありました。もみじ台へ登る階段に比べたらまだましですが、それでも辛い・・・。本当に最後の力を振り絞り高尾山山頂へ。

時刻は11時40分。小仏バス停を出発したのが7時40分くらいなので約4時間かけて影信山から高尾山へと来ることができました。

高尾山から高尾山温泉極楽湯へ

後は高尾山山頂から歩いて下山してもいいのですが、ここは初めからケーブルカーに乗る予定にしていました。なんせ下りは足に負担がかかり、体重が重い僕では余計に負担がかかりそうだからです。

高尾山山頂からケーブルカー乗り場まではちょっと歩きますが、こちらは舗装された道なので歩きやすく、そこまできつくはありません。

ケーブルカーに乗って高尾山のふもとまで降りて、あとは高尾山温泉極楽湯に直行。ゆっくり汗を流しました。

稲荷山ルートと比べて登山をした感じがより強いですね。時間も休憩を入れて4時間なのでちょうどいい感じです。

しかし稲荷山ルートに比べると足への負担はかなり違います。稲荷山ルートではそこまで筋肉痛にはならなかったのが、今回はかなり筋肉痛がひどくなりました。階段降りるのがかなり辛いです。

やはり今回のコースは下りもかなりあったため、足への負担が想像以上に重かったのだと思われます。

なので体力に自信の無い人はもみじ台への分岐で階段を上らず、左のルートを選択するとかなり楽なはずです。高尾山の頂上もパスしてもいいと言う人は5号路を回ってケーブルカー方面に直接向かうこともできます。

とはいっても標準的な体重で体力もある人であれば全然平気なはず。60歳以上と見受けられる人も多くいましたし、なにせトレイルランの大会も行われていて平気で走っている人もいましたからね・・・。

影信山へ登ってみよう

高尾山の稲荷山コースも手軽で良いですが、ちょっと物足りないなーと言う人はこの影信山から高尾山のコースをお勧めします。

コースは高尾山から影信山へ向かうこともできますが、僕は断然小仏バス停から影信山~高尾山へのコースをお勧めします。

理由は高尾山へ着いた時点で着かれていればケーブルカーで下ることもでき、温泉にも入ることができるから。

登るときはテンション高めですが、下りってちょっとモチベーション下がるんですよね。

と、40歳で体力もあまりなく太っている男性でもなんとか登ることができる影信山。お勧めなのでぜひチャレンジしてみてください。